ミラーズ

すっかりへやわけ記録帳になっていましたが、オモパのほうを再開しますよ。


今回はミラーズ(仮題)
新作です。原作者はしきみのるさんです。


このパズルははっきり言って好きになれない部類に入ります。


まず、盤面が美しくない。キンコンカンと異なりはじめから斜線が盤面の中に書き込まれています。これがマスを区切る斜線と混在することによって盤面がごちゃごちゃしてしまい見にくくなってしまっているような気がします。黒マスや照明から線を延ばすパズルになるので解きあがりの盤面も美しくありません。


また、解く人のやることが少なすぎます。そのくせ解き味が軽くない。これが僕にとっては一番受け入れられないポイントだったりします。
元となる美術館もやることが少ないパズルなのですが、これはそれ以上にやることが少なくなってしまっています。
単純にやることが少ないことが悪いといっているのではなく、どういうことをさせるかということとパズルの性質のマッチングの問題であって、やることの少ないパズルは基本的に軽いとき口になるべきだと考えており、このパズルは入り口が遠くちょっと重いパズルになってしまっています。そういう意味でバランスが悪いパズルになってしまっています。
ここが美術館との一番の違いと思っています。


解き味が軽くなってないのは照明を発生させる力が美術館に比べ弱まっているのが原因かと、また通っていないマスに光を当てて無駄な照明の発生による別解の発生の防止のため、むやみに斜線が入っており盤面が見にくくなり入り口も見えにくくなってしまいます。


ちょっとこんな時間になったので続きはへやわけを説いてからにします。


負けてきました…


さて気分を取り直して続きを書くことにしますよ。
と思い上の文章を書きながら思いついた改善案を書き連ねていたらいい形にまとまってきたので書くのをやめようかと思ったのですが、まとまった形があまりに美術館に似すぎてしまい、ニコリには出せないものになってしまったのでここでまとまる過程ごと公開します。


斜線にリフレクトリンクの黒三角を使うのが良いのではないか。

黒マスとの親和性も高く、見栄えは良くなる。

斜辺が片面になるので背面のことを考えなくてよくなるため、美術館のすべてのマスを照らすルールを適用しやすくなる。(照明を入れさせる力の向上)

黒マスの数値の意味も美術館に戻す。(照明を入れさせる力の向上)

いい感じかな?と思ったら。

美術館に斜面を追加しただけですから!!残念!!

美術館に似すぎており、斜面による光の反射が複雑さを増しているっ。改悪… ←書き始めたときココ

でもまて、それはあくまで紙面限定の話でこれがPC上でPJの美術館のように光があたるところが別の色に変わるというものであれば光の反射による複雑さは低減し、逆に解き手の予想外のところに光を当てるという手筋を入れることができ、新しい価値を提唱することが可能。

PC上限定か。それを使う需要はあるのだろうか。プログラムを作る工数をかけるだけの価値はあるのだろうか。

ヒント1:斜線のマスがない問題は美術館と同じ。
ヒント2:PJは7月末閉鎖
ヒント3:へやわけアプレット

作るか。目標7末で。