へびで分けるんじゃ

117号のオモパの話はさっさとするつもりだったのですが、また関係ないことばかり書いてしまいました。
いい加減に再開しようと思い今日は「へびで分けるんじゃ」。117号のオモパの話は1月中には終わらそうと思います。


このオモパは117号の新作、原作者はヤンマー部隊隊長さんです。


このオモパはルールを読んだだけでものすごく期待が高まりました。どこがというと人のマスが単にへびが通らないマスをあらわすだけでなく、人同士がへびに分断されるというルールで用いているところ。あとへびの頭とお尻が表出しているので頭同士、お尻同士がくっつかないという手筋が使えるところも良いですね。ルール文の最後の「怖いですね。」の言葉も遊びが効いていて素晴らしい。


でも実際解いてみると、へびは人を通らないというルールとへび同士は触れ合ったり交差したりしないというルールで進んでいき、人同士がへびで分断されるというルールはあまり活躍しない。あと問題を成立させるための小さなへびが必要になる場面が多いというのもどうかと思いました。へびにはにょろにょろして欲しいのですよ。
あとは人と人の分断が見えにくいというのも良くないところと思います。


改善案としてはへびの交差をありにして、分断をへびの通るマスではなく、へびおよび外枠にすればよいのではないかと思いました。ちょっと問題を作ってみたら結構いい感じ。


例題とその答え


このルールだとこんな問題も出来る。


こんなところに書いちゃったけど、もし誰か改作案として出してたらゴメン。