132号のオモパについて

132号のオモパの感想。ついつい忘れてしまっていたけどニコリまつりの前に書いとかねば。

今号は旧作3つ、新作4つの7作。

  • 「コンビブロック(仮題)」:ルール4はガシガシ使っていいのか。5問目のような高等手筋も出てきましたし、このパズルの未来は明るいですね。
  • 「セレクト漢字(仮題)」:えーっと、さらに部品がすべて明かされないなんてことになるとますます解けないパズルになってしまうよう。むしろ空白があって合体させない漢字が部品の中に混じってるぐらいが僕にはちょうどいい感じ。
  • 「ろーま(仮題)」:「これは良いですね。「ベルトコンベア」に比べて断然良くなりました。すべてのマスに矢印を入れる必要があるというのにチマチマ感がありますが妥協できる範囲かな。」と前回と同じ感想。全く印象変わってない。チマチマ感は今回も感じました。
  • 「えるえーる(仮題)」:このパズルは情報のないところからの黒マスの発生がないというのがちょっと弱くて、入れることの出来る黒マスは3マスL字につながってる物限定というのが結構窮屈。広がりはないかな。アイデアの元にはなってるんだろうけど「笑福(仮題)」の改作と見るのは違うような気がする。
  • 「プラかなス(仮題)」:これまで十数年オモパ見てきたけどこんなに笑ったオモパは初めてだ。これはもう完成してますね。
  • 「カッターリンク(仮題)」:これは悪くないけど面積が必要なパズルだなあ。もとからある線と自分で引いた線の区別がしにくいのは各エリアに色をつけるのが理想なんだけど紙面だとキツイですね。でもそうしないとエリアでない領域とエリアである領域の判別も面倒。改案としては斜めに線が引けてもいいかも。
  • 「フォーセルズ(仮題)」:これはどうなんでしょうね。悪いパズルではないのは間違いないし奥も深そうなんだけど、今の感触だとスリザーリンクは超えない。スリザーリンクとは別の面白さを出さないと先は辛いんじゃないかな。

消えたのは5つ。

  • 「遠い誓い(仮題)」:これはもうちょっと生き残ると思ってたんだけどなあ。
  • 「数コロ部屋(仮題)」:うーん。特に惜しくはないな。
  • 「ループドループ(仮題)」:これも。
  • 「zabuton(仮題)」:あらら。最近ゲサクパズルはこれはいいかもと思うのでもあまり長生きしないなあ。
  • 「笑福(仮題)」:これは1回で消えるのが順当なところでしょう。

今回のオモパは有望な旧作が残って、期待出来る新作が出てきて、全体としてバラエティに富んでいながらもバランスよくいろんな系統のパズルがあって当たり回だったんじゃないかと思います。いやホント今回のオモパは面白かった。