修学旅行の夜

久々ぶりにオモパの話。ヤジリンの話は昨日の日付に書けばよかったかも。


「修学旅行の夜」は119号の新作で120号で2回目。原作者は坂本伸幸さんです。


このパズルは枕の存在が面白く、特に北枕禁のルールはなかなか面白い発想でした。
このパズルは数字から枕の入るマスを判断し、その枕を含む布団を敷いていくという流れで進んでいくので数字の周りから布団が敷かれていきます。
そのほかに布団の敷かないマスの2x2禁のルールがありこれにより数字のないところの布団の発生があるのですが、これが使用されている問題が120号では1問しか用いておりません。
このルールを使わせる問題はニコリにおいては難易度が高い方に分類されるというのもあるのですが、このルールで発生する布団は横になってはいけないのでこのルール自体を使いにくいというのもあります。
いっそのことこのルールをなくしたほうがいいのではないかと考えたのですが、そうすると数字のないところからの布団の発生がなくなるので難度の高い問題が作れなくなる気がします。
枕の隣接禁とかを入れれば何もないところに発生する布団は縦にならないといけない問題は解決しそうだけど、ルールの量的にこれ以上のルールの追加は厳しいかなと思いました。


すべての布団は通路に接していないといけないというのは、これまでにもあったような気がするようで実は新しいアイデアかも知れません。枕のほうに気をとられがちですが、このルールは他のパズルのベースになりうるよいアイデアかと思います。


あと問題の見せ方としては通路黒マス柱○は見栄えがよくないと思いましたが、じゃあどうするかを考えて思いついたのは通路網掛け柱黒マス。通路網掛けは微妙かなあ。どうだろう。