134号のオモパについて

こんな時期に不謹慎かもしれませんがいつものように134号のオモパの感想。

今号は旧作4つ、新作4つの8作。
前回の新作全部生き残りというのはなかなか珍しいけど、前例がないわけではない。
あと、後ろのページが2つになってその分ページが増えてるけどこれも前例がないわけではない。
前回のを書いてるときに気が付いていれば「以前あったように後ろのページに載るパズルが2つになって本編5ページの可能性もありうる」とか書いてたのに残念だ。

  • 「ファイブセルズ(仮題)」:やっぱりファイブセルズの方が人気があったようですね。
  • 「ドッキング漢字(「セレクト漢字」改め)」:昇格が決まりましたね。でも漢字パズル内の少ないスペースの奪い合いもなかなか厳しそうです。
  • 「交差は直角に限る(仮題)」:おー、生き残った。
  • 「エルート(仮題)」:これは次の「さしがね」と入れ替わるんじゃないかな。
  • 「さしがね(仮題)」:とか言っといて両方いなくなることもよくあるのがオモパだったり。あと予想通り同ネタ来てたなあ。
  • 「ブロック! 黒いつながり(仮題)」:これは黒マスの伸びる力が弱いというのもあるけど、それ以上に伸びさせる仕掛けが作りにくいのと表出数字の決定力が弱いのとで作りたい問題が作りにくい。
  • 「あみぼー(仮題)」:最初見たときはこれはルール多すぎじゃね?と思ったのですが、解いてみたらまったくそんなことはなく書いてあるようにコツをつかめばすごく面白い。でも理解されるかどうかが非常に心配。
  • 「はなれ組(仮題)」:これは数字が互いに違う列に入りたがる性質があるのがいやかなとは思うものの、作ってみると面白い手筋がいっぱいあってなかなか楽しい。


消えたのは3つ。今回消えたのは消えたことが残念なのが多いなあ。

  • 「ろーま(仮題)」:これは惜しいなあ。矢印を入れるパズルとしていい線いってたのに。
  • 「コンビブロック(仮題)」:これもだなあ、後ろのページに行くかと思ったのになあ。
  • 「フォーセルズ(仮題)」:これは「ファイブセルズ」に進化したということで消えるのは順当なところでしょう。


今号のオモパの内容からすると次号も5ページ後ろのページ1ページっぽいね。
「ファイブセルズ」が昇格するならばそのタイミングで元の構成に戻ると思うけど、個人的には今のままでもいいかな。


「さしがね」に関しては「エルート」のL字が曲がるの確定したらやる気なくすのが気に食わなかったので、単純な形でL字に伸びる力を与える方法として数字を採用しました。
拡張案についても考えたのですが、丸のない数字と丸つき数字と数字のない丸が混在するのはキレイじゃないなというのと、
丸の付いてないところの数字は考えないといけないパターンが多すぎるので、解き手にそういうのをあまり考えさせたくないなーというところから丸限定にしました。
あと丸つき数字でできる手筋を考えてたときになんか「黒どこ」っぽくていいねと思ったのは僕の中でプラスに働いております。


あと「さしがね」という名前は僕が送った名前だったりします。ひらがな4文字は基本。
この名前は大工道具のL型をしたものさしからとってきてるのですが、いい意味じゃない使われ方もする言葉でもあります。
そこら辺については避けようかなともおもったのですが、「みちづれ」に比べたら全然マシだろうということでええいと。


前回は結局送ったのは「エルート」と「さしがね」の2つで「エルート」のほうは没。10x10は無理だったか。
今回は「さしがね」を2、3問、「あみぼー」の応援作を送る予定。
「あみぼー」はコツがわかると本当にすごく面白いのですが、僕が思っている以上に面白さが理解されてないっぽいのでこれは真面目に応援せねばと思っているところ。
余力があったら「はなれ組」の応援策やその他新作の改作や昔送った自信作の改作やらを送るつもりだけど、たぶんそこまで手が回らないかな。